青森県は四季折々の美しい自然や歴史的な名所が数多く点在するドライブに最適なエリアです。ここでは、青森を満喫できるおすすめのドライブスポットを5つ紹介します。
奥入瀬渓流
青森県の代表的な観光地である奥入瀬渓流は、十和田湖から流れ出る美しい清流が約14kmにわたって続く渓谷です。特に秋には紅葉が渓流沿いを彩り、絶景ドライブコースとして人気があります。流れの音を聞きながら、車を止めて散策できるポイントも多数あり、滝や岩が造り出す自然の芸術を楽しむことができます。特に、雲井の滝や銚子大滝は迫力満点で、写真撮影スポットとしても見逃せません。夏は緑のトンネルのような景色が広がり、涼しさを感じながら爽やかなドライブが楽しめます。
十和田湖
十和田湖は奥入瀬渓流の源であり、青森と秋田の県境に位置する美しいカルデラ湖です。湖畔には展望台や休憩所が点在しており、湖の周囲を巡るドライブは四季折々の風景を堪能できる絶好のコースです。特におすすめなのは「発荷峠展望台」で、湖全体を一望できる眺めが素晴らしいです。湖の静けさと、周囲を囲む山々が作り出す風景は、心をリフレッシュさせることでしょう。また、湖畔の休憩施設で郷土料理を楽しむこともでき、十和田湖周辺は観光とドライブの両方を満喫できるスポットです。
弘前城と弘前公園
青森県西部にある弘前市は、桜の名所として全国的に有名です。春には弘前公園で日本一と言われる桜のトンネルを楽しめ、約2600本の桜が咲き誇る光景は圧巻です。弘前公園内には弘前城があり、歴史的な建造物と美しい庭園の融合を楽しむことができます。桜の季節だけでなく、秋には紅葉、冬には雪景色と、一年を通じて異なる風景を見せるこのエリアは、何度訪れても新鮮な感動を味わえる場所です。市内は交通も整備されているため、のんびりと車で回ることができ、歴史や自然に触れるゆったりしたドライブを楽しめます。
龍飛崎
青森県の最北端、津軽半島の先端に位置する龍飛崎は、荒々しい日本海を望む絶景スポットです。ここでは本州最北端ならではの力強い自然を体感できます。龍飛崎からは、天気が良ければ北海道を遠くに望むことができ、津軽海峡を行き交う船や、風に吹かれる壮大な景色が広がります。また、龍飛崎の周辺には「階段国道」と呼ばれる珍しい道路があり、車道ではなく階段でつくられた国道339号を歩いて観光することもできます。地元の漁村で新鮮な海鮮料理を楽しむこともでき、ドライブと食の両方を楽しむのに最適なスポットです。
八甲田山
青森県の中央に位置する八甲田山は、登山者だけでなくドライバーにも人気のスポットです。特に「八甲田パノラマライン」と呼ばれるドライブコースは、広大な山岳風景と森林の中を走り抜ける爽快感が特徴。春から夏にかけては新緑、秋には紅葉、冬には雪景色と、季節ごとに変わる雄大な風景を楽しむことができます。八甲田山のロープウェーに乗って山頂を目指し、そこからの眺めもまた絶景。冬は日本屈指の豪雪地帯としても知られており、雪の壁が道の両脇にそびえ立つ「雪の回廊」は圧倒的な迫力を持っています。
青森県は豊かな自然と歴史を感じさせるスポットが多く、ドライブをしながらさまざまな表情の風景を楽しめる場所です。四季折々の美しさに満ちた青森のドライブスポットを巡り、大自然の魅力を満喫してみてはいかがでしょうか。